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スタッフのコバヤシです!
今回はogawa(オガワ)の2022年3月発売のテント、Cupola(クーポラ)をご紹介します。
だいぶ個性的な形をしたテントになっています。
入口にも帽子のツバのようなものがあったり、正面からみたらウ○トラマンみたいになっていて、かなり特徴的なテントです。
動画でご覧になりたい方はこちら!
基本スペック
室内高が一番高いところが200cm、端から端までの長さは570cmあり、かなり大型のテントになっています。
公式では収容人数は8人とされています。一家族が広々と使いやすいサイズのテントです。
インナーテントはポリコットン(T/C)素材になっています。表側はポリエステルですが、上の見えない部分がコットン素材です。
上側がコットン素材なので「結露しにくい」「通気性が良い」、またポリエステルよりも厚手なことから「日陰ができやすい」というメリットがあります。
外観チェック
ポールが二ヶ所通っており、高さは上150cm、下122cmとなっています。
真横に出入口(通気窓)があります。
この部分、ツールームテントのように半分インナーというわけではなく、全てインナーでその上にフライシートを被せるタイプになっています。
前後左右対象のテントなので、後ろ側も同じようになっています。どちら側が前になってもOKです。
反対側にも同じように通気窓があります。
ポールの造りとしては、ベースはトンネル型テントで、入口側にアーチのポールが通った形状になっています。
入口から入口までの奥行きは270cm、一番端のポール幅が190cmあります。かなり内側も広い造りになっています。
フロアレイアウト
入口は真ん中にポールが通っているため、ポールの左右から出入りすることになります。また、入り口とは前後とも同じ作りになっています。
こちらのテントのちょっと変わった点が、内側に折り返し生地があることです。
通常は外側にマットスカートがありますが、この内側の生地がマットスカートのような役割をしており、空気が逃げにくく・出にくくなっています。
夏はポリコットンで涼しく、冬は中の温かい空気を逃さない造りになっています。
いまフロアには何も敷いていないですが、フロアシートが付属で2枚ついています。
フロアシートを敷いてみました。
2枚のフロアシートでフロアを全て埋めることが可能です。
マットスカートが内側にあり、さらにその上にフロアシートがあるので、虫も上がってきにくいです。
全てをフロアとして使えるのは、ツールームテントではあまりない形ですね。
フロアは全てトグル(留め具)で固定されています。
真ん中を外し、一部地面むき出しのスペースも作れます。
例えば真ん中を食事スペース、両サイドを荷物置き・寝室スペースとして使ったり、または片側を全て地面にして通常のツールームのように使用することも可能です。
他にも真ん中だけシートを残し両サイドを地面にしたりなど、いろいろなレイアウトが楽しめます!
居住空間のチェック
高さは200cmあります。私コバヤシ(身長175cm)の頭がつかない位です。
しかし奥に行くにつれ緩やかに下がっていくので、少し横に移動すると頭がついてしまうので、大人の方はあまり立っての移動は難しいかもしれません。
高さ150cmくらいでこれ位の屈み具合になります。
寝転がる場合、この向きは余裕で寝転がれます。
横幅も190cmあるので3〜4人並んで寝ることも可能です。
縦向きは若干フロアの盛り上がりが気になるので、身長180cmある方はキツく感じるかもしれません。フロアの立ち上がり部分が気にならなければ170cm位の人や、または子供であれば寝ることができそうです。
以上、オガワの「クーポラ」の紹介でした。
まさに「個性の塊」という表現がピッタリの異質なテントですが、フロアのバリエーションの豊富さや、中の広さによる居住性の高さなど優れたポイントはたくさんあります。
店頭でも展示しております。立っていない場合でも、設営いたしますので、お気軽にスタッフにお声がけください!
またCAMP LINKのECサイトでもお買い求めいただけますので、そちらもぜひよろしくお願いします!